今年行ったおいしいレストラン
今年はヨーロッパ、東南アジア、東京あたりでミシュラン星付きレストランにたくさん行ったけど、期待を越える店は少かった。ミシュラン関係無く、是非再訪したいと思った店、実際に再訪した店を中心に紹介します。
ジョエルロブション
人生最高のレストラン。ワインをボトルで注文すべし。ワインの中央値は4〜5万円。料理はコースで、3.5万円。 料理、ワインセレクト、サービス全てが最高。ピザーラのおかげで東京にはロブションがある。
サーモンアンドトラウト
下北沢の駅から離れたところにある、おまかせコースのみのおしゃれレストラン。
野菜と肉のバランスが良い。ペアリングの量も控え目なので、丁度良く飲めるし、値段もそんなに高くない。ひとり1万円ちょっと。春の花山椒鍋コースは絶品。
すし初
湯島の寿司屋。大将が日本酒オタク。おまかせ+日本酒ペアリングで一人1万円ちょっと。
自分は正直今風の日本酒たくさん出す店の日本酒は好みじゃなくて、古酒や飲みごたえのある日本酒が好きなので、こちらの日本酒のセレクトはどストライク。正直フードはそこそこで、酒がとにかく良い。
IN-N-OUT
西海岸の味。カリフォルニア州にしかないハンバーガーチェーン。変わらぬ味。
House of Prime Rib
サンフランシスコのローストビーフ屋。かなり広いけど結構待つ。予約したのに待った。待つ価値のある肉でした。付け合わせのフォカッチャ的なパンがまじうま。
いまい
御苑の割烹。一番好きな割烹。8千円のおまかせのみ。酒は言えば色々な日本酒を出してくれる。奥に座敷があって、子供もOKなので、使い勝手がかなり良い。最後に出てくる土鍋で炊いた季節のご飯が毎回の楽しみ。
トライアングルカレー
渋谷と恵比寿の間のブリッジ内のカレー屋さん。日本風カレーの中ではダントツおいしいカレー屋さん。週替わりでわたり蟹とかしらすとか貝とかが並ぶ。
エンボカ
代々木上原にある、すこし和風のピザがおいしいピザ屋。窯で焼いた野菜や燻製も美味しい。
喜来登
札幌に帰るたびに食べるみそラーメン。エアコンが無いので夏はタオル必須。思い返すと昔の札幌はエアコンなんか無くても普通に過ごせた。
シェフス
新宿御苑の老舗中華。名店中の名店。予約必須だけど、1、2週間前に電話すればok。ボトルワインが安い。
どの料理も美味しいのだけど、とにかくマダムの接客が独特の雰囲気で、とても気持ちが良い。オーダー時は量や内容など、しっかり客の相談に乗ってくれる。
紅池
笠原さんに教えてもらった渋谷の寿司屋。秋冬はカワハギが絶品。おまかせ2種類のみ。お酒も飲んでひとり1万円ちょっと。大将は控え目で優しい。日本酒の品揃えはあまり変わらなそうなので、寿司メイン。
鳥政
青山の焼き鳥屋。昼は焼き鳥丼とラーメンのみ。弾ける食感のささみが最高。ランチはメニューが無かったので、店員さんに聞きましょう。ランチは1400円とちょっとお高めですが、その価値はあります。
あさば
レストランではなく旅館だけど。年1イベントとして4年くらい通っている。修善寺にある最高の温泉宿。行った人にしかわからない最高具合なので、とにかく最高。
夜と朝で最高の食事が部屋で食べられます。
有馬
札幌の鮨。ミシュラン以降は値段も上がって予約も取れなくなった。2ヶ月前くらいなら行けるかも。札幌の鮨は淡水魚や鱒系が多い。スタイルは江戸前でクオリティはかなり高い。ひとり1.3万円くらい。
amass
コペンハーゲンの外れの倉庫街にひっそりとあるレストラン。オーナーシェフは世界一有名なnomaでヘッドシェフを勤めたアメリカ人。nomaから歩いて10分くらいのところにある。店内は広く、シビれるほどにお洒落。
ペアリングも自然派中心で、料理との相性も良い。値段の高いコペンハーゲンでひとり2万円くらいなので、お得感がある。
Lasarte
今年最後のミシュラン3星。バルセロナで最初に3星を獲得した店。ワインはすべてスペインのワイン。ほとんどはカタルーニャのワイン。地中海沿いだけあって海の物が多く、おいしかった。
2019まとめ
日本の飲食店の料理のレベルはかなり高い。反面、サービスの品質に関してはないがしろにされている。東南アジアのミシュラン星付きレストランは料理はいまいちだったが、しっかりとしたホスピタリティがあった。
英語でサービス業はHospitality industoryと言うが、日本語では単に接客としか表現されない。日本ではもっと思いやりのあるサービスのある店が増えてくれたらなぁと思う。